ウルトラマンコスモス、主人公の口が悪いな、カオスバグ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンコスモスに登場した怪獣、カオスバグと、それが登場したエピソードに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
カオスバグ、データ
身長53メートル。
体重5万7千トン。
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出身地、群馬県蛍が村。
ウルトラマンコスモス第5話「蛍の復讐」に登場した怪獣です。
光のウイルスであるカオスヘッダーが、蛍が村のはずれにあった不法投棄のゴミに取り憑いて、昆虫に似た形態に変身した怪獣です。
春風コンビ
怪獣保護チームEYESのムサシ隊員とフブキ隊員は今日も対立。
フブキ隊員がムサシを「坊や」と呼べば、ムサシはフブキ隊員を「おじさん」と呼ぶ険悪なムードでした。
ムサシ隊員のこういうところがキライなんですけどね筆者は。
そんな二人をヒウラキャップはコンビにし、車がホタルに食われたという、群馬県蛍が村の調査に向かわせます。
蛍が村は、体の弱かった幼少期のフブキ隊員が過ごした思い出の土地でした。
蛍が村には、昔は清流が流れ、ホタルが沢山見られたものですが、トンネルが開通した10年前からホタルが激減しました。
しかしフブキ隊員は、トンネルが開通したから、冬でも村が孤立せず、急病人も助かるようになったと語ります。
よくムダな公共事業などと揶揄されてマスコミに叩かれますが、公共事業はこうして人々の生活を助けているのです。
EYESの車、シェパードから降り、村を懐かしむフブキ隊員。
ただ、このエピソード、思い出の土地と言う割には、フブキ隊員と村人の会話や交流のシーンが一切無いので、いまいち思い入れが感じられない出来栄えになっています。
無機物にも取り付きます
カオスヘッダーは、生物だけに寄生するわけではありませんでした。
今回のカオスヘッダーは、村のはずれに不法投棄されたゴミに取り憑いて事件を起こしたのです。
取り憑かれたネジなどのスクラップの部品がホタルのように光を発し、熱を持つ車などを襲って溶かしていたことが判明。
しかもその後、吸収しています。
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EYESは出動しますが、戦闘機、テックサンダーのブライトレーザー砲を吸収したカオスヘッダーは、遂に巨大怪獣、カオスバグに変身しました。
カオスバグの特徴
カオスバグはそれこそホタルのような形態の怪獣で、後頭部にはドクロの模様があります。
触角からは光線を放ち、攻撃を受けるとエネルギーとして吸収します。
手からは、対象のエネルギーを奪う光線を発射し、貪欲に尻尾にエネルギーを蓄えます。
そしてそのパワーを、強力な破壊光線として発射します。
その際、赤い目が青く光ります。
コスモスvsカオスバグ
フブキ隊員は、怪獣の侵攻と、思い出の土地にゴミを捨てる悪行の両方に憤り、この村を汚すなと感情的になります。
ムサシはウルトラマンコスモスに変身。
しかし、今回のカオスヘッダーは無機物に憑りついたので、コスモス・ルナモードの放つルナエキストラクトも通用しません。
このルナエキストラクトは、生物に取り付いた悪性の物質を切り離す光線です。
よくムック本では、興奮鎮静光線のフルムーンレクトと混同されて表記されています
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コスモスは、敵を倒すためのコロナモードに変身。
コロナモードの最強必殺技、ネイバスター光線のエネルギーは膨大で、カオスバグでも吸収しきれません。
砕け散るカオスバグ。
ヒウラキャップは、コスモスが本気を出した時の凄まじい強さに「ゾッとした」と語ります。
すみません性格悪く見えます
負傷したフブキ隊員のお見舞いに来るEYESですが、フブキ隊員は甘党だったので、プリンが差し入れられました。
ムサシは「プリン〜?フブキさんプリン好きなんですか〜?」と茶化します。
この人の好みを嘲笑するような主人公をどう好きになればいいのか教えて下さい。
ヒウラキャップは、そんなムサシとフブキ隊員を「春風コンビ」と命名します。
カオスバグあれこれ
着ぐるみは、ウルトラマンガイアのゴキグモン、「ブースカ!ブースカ!」の怪獣の改造で、その後更にウルトラマンネクサスのバンピーラになっています。
ウルトラマンコスモス、カオスバグまとめ
ということで、今回はウルトラマンコスモスのカオスバグに関して振り返りました。
コロナモードで吹き飛ばして構わない怪獣なのに、主人公の性格が悪く見えて気分が悪いというのはおよそウルトラマンで初めてのケースでした。
それでは(@^^)/~~~
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