ウルトラマンデッカー!人によりけり、グレース!

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ウルトラマンデッカー、人によりけり、グレゴール人グレース!

はい皆さん、筆者です。

国民性、地域性、という言葉が筆者はどうも苦手です。

〇〇県の人は〇〇、と十把一絡げに語ってしまうのはレッテル貼りと同じで、まず個々人を見て判断して欲しいものです。

今回はウルトラマンデッカーとウルトラマンダイナ、二作に登場したグレゴール人に関して振り返っていこうと思います。

ではスタート!

ウルトラマンデッカーでのグレゴール人グレース

ウルトラマンデッカーでは、グレゴール人という宇宙人の一個体、グレースが登場します。


グレースは「宇宙最強の格闘チャンピオン」、「鋼の魔人」の異名を持つ格闘家です。

『ウルトラマンダイナ』に登場したグレゴール人の同族です。

地球では基本的に人間態となっています。

この姿も、優しくありふれたおじさんという雰囲気で、危険で不穏な空気を出していた『ダイナ』のグレゴール人の人間態とは異なっています。

また、この人にはミカという娘がいますが、地球防衛軍GUTSセレクトのカナタ隊員は、デッカーに変身する瞬間の写真を撮られ、ミカに連れてこられてしまいます。

このいきさつを知ったグレースは「人の弱みを握るような子に育てた覚えはないぞ」といさめます。

そして写真を破り捨て、カナタに謝罪する誠実さを見せます。

またGUTSセレクトの連携を称賛するなど、素晴らしいスポーツマンシップの持ち主です。

レッドキングvsグレゴール人

グレースは、自分が住んでいる町でレッドキングが暴れると、町を守るため、自ら実際の姿を見せて闘いを挑みます。


そしてレッドキングを撃退する高い戦闘能力、正義感を見せますが、「若い頃に無茶をしすぎた」と語っており、古傷を庇ったり、「もう長くない」と達観するなど、悲哀が感じられます。

GUTSセレクトとの試合

最後に花を飾りたい、との熱意とミカの願いを受け、GUTSセレクトのムラホシ隊長は、グレースとGUTSセレクトの試合を受諾します。

GUTSセレクトの総力を結集しても引かないグレースでしたが、そこに撃退したレッドキングがスフィアに支配された、スフィアレッドキングが出現。


グレースは、すぐさま試合を中断してスフィアレッドキングと戦いますが、更に体調が悪化して苦戦します。

オレごと撃て

カナタ隊員がウルトラマンデッカーに変身して加勢しますが、それでもスフィアレッドキングは強敵です。


グレースは、デッカーを庇うため、スフィアレッドキングを羽交締めにして押さえ込むと、戦闘機、GUTSグリフォンに自分ごとスフィアレッドキングを攻撃するよう言います。


これを受け、グリフォンはレーザーを発射。

スフィアレッドキングはこの攻撃で吹き飛び、グレースは、デッカーが召喚したディメンションカード怪獣3体に救出され、生還しました。

ですが、激戦でついに体が限界となり、ムラホシ隊長の手配で、地球平和同盟TPUの医療施設に入院します。

ミカは「元気になったらまた試合をして欲しい」と願っており、グレース本人もまだ諦めてはいない様子でした。

その後、劇場版に登場し、宇宙人にジャックされたGUTSセレクトの基地を救っています。

決め台詞は「さあ、絶望の3カウントを数えろ!」


ものすごくどっかで聞いたんですけど何だったか思い出せない。

ウルトラマンダイナのグレゴール人

ウルトラマンダイナに登場した初代グレゴール人は、グレースに比べるとだいぶ好戦的です。


宇宙怪獣モンスアーガーを街中に出現させ、自らニセウルトラマンダイナに化けてモンスアーガーを倒し、ダイナに変身するアスカ隊員を挑発、決闘を申し込みました。


当初は、強力なニセダイナがウルトラマンダイナを圧倒。

しかし、何度倒されても諦めないウルトラマンダイナを見て、人々は負けている方がダイナだと気付き、声援を送ります。

これでダイナはストロングタイプに変身し、怒涛の反撃を開始。


ストロングパンチでニセダイナの仮面を割ってノックアウトします。

潔い

完敗したグレゴール人は、ダイナに「殺せ」と頼みますが、ダイナはそれを拒否。

人々と共にあるダイナを見て、良い仲間がいることがダイナの強さの秘密、と悟り、潔く負けを認めて地球から去っていきました。

グレースあれこれ

グレース人間態を演じた中村浩二さんは、ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイアの3年間、ウルトラマンに入っていたアクション俳優です。

グレースの着ぐるみは、ダイナに登場したものをちょっと修繕してほぼそのまま使っています。

ウルトラマンデッカー、グレースまとめ

グレゴール人だからどうこう、とか、日本人だからどうこう、アメリカ人だから全員どうこうっていうのは無いんですよね。

まず個々人と向き合う所から相互理解は始まるのであって。

それでは(@^^)/~~~

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