ウルトラマンダイナ、恐怖心を具象化する怪獣、モルヴァイア、メージヲグ!
はい皆さん、筆者です。
ダイナの記事を書いてると困ることがあります。
それは、昭和期やティガ、オーブのような人気怪獣がいないことです。
ハネジローとミジー星人は強いかなと思うのですが、破壊するタイプの怪獣はどうにも小物揃いという感じが。
口が悪いですが、そのため玩具になる怪獣も少ないのです。
今回はウルトラマンダイナに登場した怪獣、モルヴァイアと、それを構成する植物、メージヲグに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
モルヴァイア、データ
身長67メートル。
体重6万6千トン。
出身地、長野県松本市。
「恐怖エネルギー魔体モルヴァイア」。
ウルトラマンダイナ「君を想う力」に登場。
長野県松本市に咲いた宇宙植物、メージヲグの放つ素粒子が凝集した怪獣です。
隕石はウルトラマンのお約束
長野県松本市の天文台に務めるヒラオ・テルヒサは、空中で爆発する隕石を発見します。
ヒラオは特捜チーム、スーパーGUTSのユミムラ・リョウ隊員の幼なじみでした。
ということでスーパーGUTSに連絡しますが、隕石は空中で消失したとのアッサリした返事。
しかし、その夜から、松本市に宇宙人が大量に出現するようになります。
以前、巨大キノコ、フォーガスによって酷い目にあったガードマンは、またも人間体フォーガスに遭遇。
出動するスーパーGUTSですが、敵の姿が、見る人によって違うという妙な現象が起こります。
コウダ副隊長、ナカジマ隊員には、敵が半魚人兵士ディゴンに見え、カリヤ隊員にはゼネキンダール人に見えるのです。
とりあえず射殺される敵。
アスカ隊員にはレイビーク星人、リョウ隊員にはビシュメルに見える敵も倒され、消滅した敵の側には、黒い花が咲いていました。
しかし、通報者のヒラオには、人間の少女の姿が見えます。
素粒子
ナカジマ隊員は、宇宙植物メージヲグを分析。
どうやら、メージヲグから放たれる素粒子は、人間の意識に反応し、その人が怖いと思う姿に見えてしまうらしいのです。
メージヲグは大量に松本市に咲いていて、素粒子が溜まったら何が起きるか分かりません。
リョウ隊員とヒラオは再会しますが、そこにメージヲグが作り出した幻影が出現。
リョウ隊員には、妖獣モズイに見えますが、ヒラオには怖いニンジン様に見えます。
その幻影に飛びかかっていったのは、少女でした。
これも幻影で、ヒラオには少女に見えますが、リョウ隊員には少年に見えます。
少女の幻影とモズイの幻影が激突し、消滅。
そこにはメージヲグと対を成す、白い花が咲いていました。
怪獣一挙出現
素粒子が溜まり、メージヲグは巨大怪獣の幻影を出現させます。
出動するスーパーGUTS。
怪獣は、カリヤ隊員にはヌアザ星人イシリス、コウダ副隊長にはギャンザー、アスカ隊員には姑獲鳥に見えます。
更にデスフェイサー、ウルトラマンティガに倒されたイーヴィルティガなどにも変貌し、幻影は実体を得ます。
それは悪魔のような形相をした怪獣、モルヴァイアでした。
火炎を吐いて松本市に進撃するモルヴァイア。
やっぱり撃墜されたアスカ隊員は、ウルトラマンダイナに変身。
その頃、リョウ隊員とヒラオは、白い花がメージヲグのパワーを破壊することを見抜いていました。
戦闘機、ガッツイーグルアルファ号で出撃するリョウ隊員。
君だったのか
敏捷な動きでダイナを手こずらせるモルヴァイア。
そこにリョウ隊員のイーグルが到着し、白い花のエキスを詰めたミサイルを撃ち込みます。
パワーが相殺されたモルヴァイアは、元の隕石の形態に戻って逃げようとしますが、そこにダイナのソルジェント光線を撃ち込まれて爆発。
メージヲグも全て消え去り、松本に平和が戻ってきました。
その後、クラス会のホームページ作成を頼まれるヒラオ。
そこで同級生の写真を見て気付きます。
白い花が見せた少女の幻影。
それは、小さい頃のリョウ隊員の姿でした。
リョウ隊員もまた、小さい頃のヒラオの姿を見ていたのでした。
白い花は、その人が好きなものを見せる力を持っていたのです。
モルヴァイアいろいろ
その後の再登場に恵まれないモルヴァイアですが、ダイナ当時の着ぐるみが現役なので、ショーではたびたび活躍します。
丈夫なもの作ってたんですねえ。
ヒラオを演じたのは、この話の脚本家でもある右田昌万さん。
幼少期のリョウ隊員を演じたのは、その後声優になる喜多村英梨さんです。
ウルトラマンダイナ、モルヴァイア、メージヲグまとめ
ダイナのスター怪獣と言えば、やっぱりデスフェイサーになるんでしょうか?
ティガより明朗快活な作風を目指した割には、怪獣の個性が薄い気はします。
それでは(@^^)/~~~


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