ウルトラマンブレーザー、メカニックを操るカナン星人。
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラセブン、ウルトラマンブレーザーに登場したカナン星人について語っていこうと思います。
ではスタート!
カナン星人とは
初登場はウルトラセブンで、55年経ってウルトラマンブレーザーに再登場した宇宙人です。
全員が女性の声で喋りますが、性別そのものは不明です。
直接的な戦闘能力は無いようで、巨大化してウルトラマンと戦うということはしません。
ではそのカナン星人がどういう手段をもって、地球侵略を図ったか、ですが。
まずは「セブン」から始めます。
フルハシ家のお家問題
ウルトラセブンでの当該エピソードは、地球防衛軍、ウルトラ警備隊のフルハシ隊員が北海道に里帰りしているところから始まります。
実家の母親が急病と聞かされて戻ってきたのですが、妹が、病気はウソと白状します。
母親はフルハシ隊員にウルトラ警備隊を辞めて、実家の牧場を継いで欲しかったのです。
辞める気がないフルハシ隊員は、車をUターンさせ、地球防衛軍基地へ帰ります。
その頃、北極上空では、謎のオーロラに包まれた地球防衛軍のパトロール機が制御不能に陥り、民間航空機と正面衝突する大事故が起きていました。
調査を命じられたウルトラ警備隊。
そこに、フルハシ隊員の母親が東京駅から電話を掛けてきます。
どうしても牧場を継いで欲しくて出てきちゃったとのことです。
フルハシ隊員は、逃げるため、偵察機、ウルトラホーク3号で北極の調査に向かいます。
ダン、アンヌ隊員が母親を出迎えます。
地球防衛軍基地は富士山の麓にありますが、明確な場所を知られてはいけないので、母親は富士山近くのホテルに留められます。
一方、フルハシ隊員は北極上空に差し掛かりました。
その時、北極の謎の灯台に潜んでいたカナン星人が、オーロラを発射しました。
ホーク3号も操縦不能に陥ります。
ウインダム暴走
ホーク3号は操縦不能、前方からは、民間の旅客機が近づいています。
そこには、観光客300人が乗っています。
正面衝突のコースを辿っているため、フルハシ隊員は自爆装置をセット、脱出を図ります。
しかし、脱出装置も作動しません。
自爆装置も止まりません。
一方の旅客機も、カナン星人のオーロラでコントロールを失い、着々とホーク3号に近づいてきます。
自分一人が犠牲になって、観光客300人を救うのがウルトラ警備隊の使命ですが、全員が建前に過ぎないことを理解しています。
ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長は、特別にフルハシ隊員の母親を基地に入れ、無線で息子と交信させます。
死を目前にして、母親に心配をかけないよう、笑ってみせるフルハシ隊員。
母子はしばし笑い、そして母親は、息子の仕事の大変さを理解します。
その間に北極に到着したダン隊員は、カプセル怪獣ウインダムを出し、謎の灯台を調査させようとします。
しかし今度は、オーロラ光線でウインダムの電子頭脳が狂い、ダンに破壊光線を発射してきます。
ダンはウルトラセブンに変身。
ウインダムを適当にあしらうと、エメリウム覚醒光線で回復させます。
不利と見たカナン星人の灯台が爆発。
実はこれ自体がロケットでした。
逃げるロケットに、セブンは必殺のワイドショットを発射、粉砕します。
これでオーロラの効果が消え、ホーク3号はコントロールが回復。
旅客機を間一髪で回避し、自爆装置を止めて事件は解決します。
フルハシ隊員の母親は、牧場の後継ぎを諦め、男が選んだ仕事がいちばん良いと理解し、北海道へ帰っていきました。
よく考えるとヘン
ホーク3号は旅客機との衝突を避けるために自爆装置をセットしたのに、コントロールが戻って、旅客機を避けて、それから自爆装置止めるんじゃ意味が無いのでは。
これがカナン星人ですが、ブレーザーで再挑戦してきます。
ブレーザーでのカナン星人
特殊怪獣対応分遣隊SKaRDのヤスノブ隊員は、対怪獣ロボット、アースガロンの整備士でもあります。
カナン星人は、そのヤスノブ隊員に協力を要請し、断られるやオーロラでアースガロンを暴れさせます。
ゲント隊長がウルトラマンブレーザーに変身しますが、アースガロンはかつてのウインダムと違い、強力です。
しかし、ヤスノブ隊員の決死の訴えが聞こえたのか、アースガロンが暴走を停止。
今回は風力発電の風車に化けていたカナン星人のロケットは、またもや逃亡を図りますが、ブレーザーが光の槍、スパイラルパレードを、腰を思いきり回して投げ放ったことで撃ち抜かれ、爆破されました。
ウルトラマンブレーザー、カナン星人まとめ
このカナン星人は、第六話に登場しましたが、どうやら第四話の段階でアースガロンに目をつけていたようです。
それにしてはアッサリやられたな、と思いますが。
それでは(@^^)/~~~
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