ウルトラマンティガ!食欲失せるぜ、ビザーモ!

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ウルトラマンティガ、食欲をイイ感じに削いでくれる怪獣、ビザーモ!

はい皆さん、筆者です。

今回はウルトラマンティガの中でもかなり気持ち悪い怪獣、ビザーモに関して振り返っていきましょう。

ではスタート!

ビザーモ、データ

身長56メートル。

体重5万2千トン。

出身地、惑星ビザーモ。

惑星ビザーモで作られた人工生命体で、電気エネルギーによって増殖します。

武器は頭角からの雷撃、腕からの放電、口からの光弾、電磁バリアなどです。

酸素中毒

発端は、地球平和連合TPCの生物工学研究所員たちが、集団で発病したことです。

研究所は、南極でサンゴに似た謎の生物を採取し、その研究の最中に酸素中毒に陥ったということでした。

特殊捜査チームGUTSのホリイ隊員は、この生物の分析を開始。

研究室の二酸化炭素が急激に減少、酸素濃度が上昇しています。

原因はこの生命体ということが明らかになりましたが、外殻から、脳髄とアメーバが合体したようなグロテスクな生物が抜け出し、ホリイ隊員のパソコンに侵入します。

その画面には、生物の意思が表示されました。

私は生きている。

私を助けてくれ。

ホリイ隊員は、GUTSの全員と生命体を会わせます。

モニターに出現したのは、脳髄とアメーバが合わさったような生物。

生物は、惑星ビザーモで遺伝子操作によって生まれた、汚れた大気を浄化する人工生命体と自己紹介します。

しかし、惑星ビザーモは滅亡したということで、彼らは「なぜ」滅亡したのかという問いに答えるデータを持っていません。

彼らは二酸化炭素を吸って大量の酸素を吐き出すので、研究員が酸素中毒になったようです。

ホリイ隊員は、この生命体を繁殖させれば、酸素が無い星にも人間が移住できる環境が作れるかも知れない、だから共存すべき、と訴えますが、イルマ隊長は冷静です。

明日の上層部臨時会議で、ビザーモの生命体の処遇を決めることになります。

隊員たちは交代で、ホリイ隊員の研究室の警備に当たりますが、レナ隊員は「たまごっち」を遊んでいるなど、何となく全員がお気楽ムード。

 

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ホリイ隊員も、生命体と打ち解けたらしく、居眠りしています。

しかし、生命体はそんなに平和な存在ではありませんでした。

襲われたGUTS基地

司令室でパソコンゲームを遊んでいたヤズミ隊員。

そのモニターにホリイ隊員が映り、生命体のデータを記録するために、自分の研究室のコンピューターを基地のマザーコンピューターに接続して欲しい旨を言い出します。

更に、この基地のエネルギーはどこから供給しているか、という謎の質問も飛び出しました。

基地内の動力発電と高純度エネルギー発電所、と正直に答えるヤズミ隊員。

ホリイ隊員の言動を不審に思いながらも、一応マザーに繋ぎます。

瞬間、基地がホリイ隊員にジャックされ、全てのシステムがダウン、防御システムが勝手に作動して、全隊員がその場に閉じ込められました。

ホリイ隊員の研究室の警備に当たっていたレナ隊員は、ビザーモの生物に襲われ、電撃を喰らいます。

この基地のシステムは自分が占拠したと宣言するモニターのホリイ隊員。

その姿が不気味に歪みます。

それはホリイ隊員ではなく、ビザーモの生物でした。

慈悲の心は無い

基地の電気エネルギーを吸収し、生物は、送電をストップした場合ホリイ隊員を殺害するとメッセージを送ります。

本物のホリイ隊員は、壁に貼り付けられて動きを止められていました。

そのホリイ隊員の訴えに、生物は応えます。

私に慈悲の心は無い。私はただ繁殖し増殖する。

彼らは電気エネルギーによって増殖する生物です。

そして高度な機械類に侵入し、進化してきました。

しかし繁殖が全てにおいて優先。

ヤズミ隊員は、ホリイ隊員の開発したシステムに突破口を見出します。

それは送電を続けたままで、機能をサブコンピューターに移せるシステムです。

しかし、それを起動するにはパスワードが必要で、それを知っているのは、現在監禁されているホリイ隊員だけです。

心が無い命

イルマ隊長は、上層部臨時会議で、ビザーモの生物が地球で安心して暮らせるよう検討するつもりだったこと、共存を考えていることを明かします。

だからホリイ隊員を解放するよう訴えますが、ビザーモの生物には利きません。

「私は共存など望んでいない」

彼らには、生息する場所を与えられる必要もありません。

彼らはやがて、地球の隅々まで増殖するからです。

ホリイ隊員は納得しました。

この生物のせいでビザーモは滅んだ。

しかし、科学的なエネルギーを作り出す生物がいなくなったら、お前たちも生きられないはず。

生物は応えます。

「検討するデータが無い」

この生物はしょせん、作られた命で、心がありません。

苛立ったシンジョウ隊員が司令室のドアに発砲しますが、それでも扉が開きません。

マンプク

ホリイ隊員の研究室で、ピンク色の体液が固形化し、怪獣の姿に変貌してゆくビザーモの生物。

ホリイ隊員は、ヤズミ隊員の通信機にモールス信号を送ります。

MANPUKU(マンプク)の繰り返し。

システムを起動するパスワードでした。

これを入力したことで、基地の全システムが復旧。

怒るビザーモの生物は、怪獣となってホリイ隊員にビームを浴びせようとしますが、そこに脱出したムナカタ副隊長、ダイゴ隊員、シンジョウ隊員が到着。

GUTSハイパーガンの射撃で、怪獣やホリイ隊員を拘束していた生物は破壊されます。


しかし、ダイゴ隊員は、警備に当たっていたレナ隊員のたまごっちを拾い、彼女が行方を絶ったことを案じます。

果たして意識を取り戻したレナ隊員は、通信機に映るダイゴ隊員の指示で、戦闘機、ガッツウイング二号に乗り込んだところでした。

その通信機から漏れ出たのは、ビザーモの生物の体液。

モニターのダイゴ隊員は不気味に歪み、出現したビザーモの生物はレナ隊員に再び電撃を食らわせます。

ビザーモの生物は、レナ隊員の知識を吸収して第二の獲物、高純度エネルギー発電所に向かっていました。

ガッツウイング一号で追うダイゴ隊員。

 

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二機の接触。

ビザーモの生物は、ガッツウイングから抜け出し、発電所の電線に取り付きます。

失速した二号は、発電所の燃料タンクに落下寸前となり、ダイゴ隊員はウルトラマンティガに変身。

 

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二号をキャッチしますが、発電所のエネルギーで生物は巨大な怪獣の姿になりました。

ティガvsビザーモ

ウルトラマンティガと怪獣が激突。

怪獣は、吸収した電力から雷撃を放ち、ティガとウイング二号をピンチに陥れます。

 

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必殺のゼペリオン光線を繰り出すティガですが、この一撃やキックでも、怪獣の電磁バリアが破れません。

到着したGUTSにレナ隊員が救出され、ティガは猛烈な電撃を浴び続けながら必死に怪獣を押さえます。

そして、レナ隊員が脱出に成功したのを確かめると、筋力に優れるパワータイプに変身。

剛腕で怪獣の腕を、回し蹴りで怪獣の頭角をへし折り、バリアを無力化します。

それでも光弾を吐いて反撃してくる怪獣ですが、ティガはティガホールド光波で光弾を押し返し、更に必殺のデラシウム光流を撃ち込み、ようやく怪獣を粉砕しました。

 

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可哀想な怪獣

ホリイ隊員は、ビザーモの生物に少し同情していました。

ビザーモの生物は、進んだ科学が生んだ許されない命。

ただ純粋に生きようとしていただけ。

彼らは心を持たずに進化してしまった。

だから可哀想。

ムナカタ副隊長は、もし本物の心があったら共存できていたかも知れない、と少しセンチになります。

そこにダイゴ隊員からの通信が。

しかし、ビザーモの生物の歪んだダイゴでした。

びっくりしたところに、本物のダイゴ隊員が登場。

どうやら、通信機に入り込んでいた生物の残滓だったようで、GUTSには再び笑顔が戻りました。

その後のビザーモ

地味なためか、マイナーなためか、あまりにも分裂体が気持ち悪すぎるためか、再登場の機会に恵まれません。

戦力としてもじゅうぶん優秀なのですが。

立体化の機会も少ないマイナーな怪獣ですが、ゼペリオン光線を跳ね返すなど、けっこうな強豪ではあるのです。

モニターに映る歪んだダイゴ隊員、ホリイ隊員に関しては、けっこう皆さんノリノリで演じてくれたとか。

ウルトラマンティガ、ビザーモまとめ

最初に見た時はこのエピソード、ビザーモの分裂体があんまり気持ち悪くて吐き気がして、夕食が中々食べられなかったと記憶しています。

ちなみにロールキャベツでした。

それでは(@^^)/~~~

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