ウルトラマンコスモスの俳優さん。
今回は2001年から放送された「ウルトラマンコスモス」の出演者さんについて語ります。
ではスタート!
ムサシ隊員役、杉浦太陽さん
ウルトラマンコスモスに変身する主人公、ムサシ隊員役ですね。
大阪府警のアリバイ無視のずさん捜査の被害者でもありますね。
正直、あまりにも「怪獣の命が助かること」を最優先にして、他の大事なことが見えない感じがして、狂信的なものを感じる主人公でした。
でもって、その狂信的な思想が作中で「是」とされて、彼の理想がバンバン叶っていって、それが「奇跡」とされるのが、ムサシさまを神とする新興宗教みたいでどうしても好きになれなかったという印象です。
ヒウラ隊長役、嶋大輔さん
ライブマンの人だ!と分かった人は会社でのポジションも中堅となってそろそろお子さんが受験シーズンの年齢でしょう。
怪獣保護チーム、EYESの隊長です。
何かこの「人間様が保護してやるからこれは平和な共存だ」っていうのがまず生命や自由を語るに値しない人間のエゴ丸出しなんだけど、分かってなかったのかなあ。
その後、政治世界を目指しましたが、すぐに芸能界に戻ってきました。
あと、顔を見る度に太っていきます。
シノブ副隊長役、坂上香織さん
2001年の段階でけっこうキャリアがある女優さんですね。
防衛軍出身の副隊長を演じられました。
筆者の元友人は、女の子が視界に入ったらコンマ数秒で反射的に「カワイイ~!」と口に出す危険人物だったのですが、ウルトラマンのムック本を読ませてこの人が出てきたら、即座に「カワイイ~!」と。
いや、この人「カワイイ」では売ってないだろう、と思いました。
フブキ隊員役、市瀬秀和さん
この人が一番活躍しているな、という感じですね。
顔出しも多いし、声優もやってるし、あんまり老けないし。
防衛軍出身で、当初は人命のために怪獣は殲滅されるべし、という思想で動いていましたが、ムサシさまに感化されていく隊員です。
主人公と対立するタカ派から仲良くなるということで、帰ってきたウルトラマンの岸田隊員との共通点が語られますが、帰マンファンの筆者としては、いやこんな軽薄なキャラと魅力的な岸田隊員を一緒にせんといて、と思う所で、何か今日は毒吐いてばかりだなあ。
あと、このキャラで忘れてはいけないのが「プリン」ね。
負傷したフブキに隊長がプリンを差し入れるのに、ムサシさまが「プリン~?プリン好きなんですかあ~?」と、ものすごく馬鹿にしたような口調で言うんですよね。
同僚がプリン好きで何が悪い、と。
それが第五話だったのですが、第二話の「必ず理想の通りでないといけない!」と作戦行動を妨害するムサシさまも相まって、かなり早い段階でああ、この主人公ダメだ、と思いました。
ドイガキ隊員役、須藤公一さん
科学者担当で肥満気味のドイガキ隊員を演じました。
この人もなあ。肥満気味やら何やらが作中で時々ネタにされるんですが、確かに日本人としては太ってるけど、人の体形ってお笑いのネタにするべきもんじゃないだろうと。
モラルの低さを感じたキャラです。
アヤノ隊員役、鈴木繭菓さん
オペレーター担当のヒロインです。
この子もヒドイね、描写が。
たまに実戦に出たら戦闘機の中で「あーマニュアルマニュアル!」とファイルを捲っていてプロ意識ゼロだったり、普段の言動がぶりっこのそれだったり、嫌われる要素のカタマリ。
そして、この子の心にも傷を負わせるのが我らがムサシさまです。
それは八話。
パトロールから帰ってきた男性隊員三人が、アヤノにアイスコーヒーを持ってくるよう催促するシーンです。
これは二十一世紀の作品です。
女性の扱いが二十世紀の作品未満。
で、アヤノはその扱いに、当然抗議するのですが、フブキは彼女が肌身離さず付けているカエルのキャラクターを示して嘲笑します。
その嘲笑に参加しているのです。
我らがムサシさまが。
怪獣が保護できれば、人の生命、財産、心、自由がどれだけ傷つこうが知ったこっちゃないんだな、と大嫌いになりました。
ウルトラマンコスモス、俳優まとめ
コスモスにはゲスト出演者として、赤星昇一郎さん、天本英世さんといった大物が出演しているのでそこを掘り下げようと思ったのですが、思い出せば思い出すほど、ひっどい作品だったなあ、という感覚ばかりが湧いてくるので、ここで終わりにしておきます。
それでは。
コメント