ウルトラマンジードの俳優さんについて。
今回は、2017年に放送された「ウルトラマンジード」のキャストの皆さんについて語っていこうと思います。
ではスタート。
ジードって目つき悪い
本作は、「大怪獣バトル・ウルトラ銀河伝説」から続く悪のウルトラマン、ベリアルの物語を決着させるのが目的となるシリーズで、主人公はベリアルの遺伝子から作られたクローンであり、いわばベリアルの息子、ウルトラマンジードを主人公に構成されました。
ベリアルの血を引いていることから全体的に禍々しく、また戦闘スタイルも荒々しいものになりました。
ちなみに基本三形態「プリミティブ」、「ソリッドバーニング」、「アクロスマッシャー」は、歴代ウルトラマンの力を借りて変身しているのですが、意図的にその歴代ウルトラマンのニセモノ風にデザインされたようです。
初代ウルトラマンとベリアルの力を使うプリミティブなら、初代ウルトラマンに化けてザラブ星人が変身した偽ウルトラマンという風に。
また、レギュラーキャラとして、人気のウルトラマンゼロが副主人公格で登場、後輩たちの力がこもったカプセルで、ウルトラマンゼロビヨンドに変身することになります。
この形態、変身アイテムとカプセルが揃ってないと変身できないので、ジードでしか見られないレアな形態かと思われましたが、ウルトラギャラクシーファイトに出てます。
敵は二匹の怪獣を融合させたベリアル融合獣、そして最強形態、アトロシアスの力を得たベリアルです。
ではキャストを語っていきます。
朝倉リク役、濱田龍臣さん
「ウルトラマンゼロ the movie 超決戦!ベリアル銀河帝国」でロボット戦士、ジャンボットのパイロットとなる少年、ナオを子役時代に演じ、それから今度はウルトラマンに変身する主人公として登場しました。
ウルトラマンベリアルの闇の誘い、自分の出自、感謝されない、地球を守れるのが自分しかいないなどの苦悩を背負った、ヒーローオタクの未熟な青年として描かれました。
その後、R/B、タイガ、Zにも登場、四年連続でウルトラマンジードに変身しています。
Zでは変身アイテム、ジードライザーが破壊されたという理由から、新たにゼットと同型の変身アイテム、ウルトラゼットライザーが支給され、新形態、ギャラクシーライジングに変身しています。
「幼年期の終わり」のアーサー・C・クラークをもじった名前です。
鳥羽ライハ役、山本千尋さん
戦闘力に長け、物語の中核を担うウルトラマンキングと交信できる重要なキャラです。
ペガッサ星人ぺガ役、潘めぐみさん
潘恵子さんの娘さんですね。
人気声優さんです。
今回はリクを応援する引きこもり気味の宇宙人の声を演じています。
もともとウルトラセブンに登場したオリジナルのペガッサ星人も引きこもりでしたし、原典を大事にしているということでしょうか。
なお潘さんは龍臣さん同様にオタクだそうで、その後はULTRAMANのエース、ギャラクシーファイトでのソラやウルトラマンジャスティスを演じています。
お母さんもウルトラマングレートに出てますし。
レム役、三森すずこさん
リクたちの秘密基地を管理するAIです。
もともとベリアルのために作られたものだったのですが、徐々に人間味が生まれるようになりました。
すずこさんはGRIDMANにも出演、またギャラクシーファイトでは、ウルトラの母を演じています。
伊賀栗レイト役、小澤雄太さん
ウルトラマンゼロと合体した気弱で平凡なサラリーマンです。
ゼロの人格が前に出ると押せ押せになるのですが。
妻と娘がおり、妻、ルミナ役はウルトラマンマックスでヒロイン、ミズキ隊員を演じた長谷部瞳さんです。
朝倉錘役、寺田農さん
さあ皆さんお待たせしました。
リクの戸籍を作り、父親代わりになったのがこのベテランの寺田さんです。
某アニメ映画での強烈な演技で知らない人はいないでしょう。
ウルトラマンとも縁深く、元々、ウルトラセブンでは人間を狂暴化させるタバコを自販機に運び込むメトロン星人の人間体役で出演。
ウルトラマンティガでは、悪魔の物質、ゼルダガスを発明して地位と娘を失い、余命いくばくもない中、必死にゼルダガス無力化の研究を進める悲劇の老科学者を演じました。
そのわずか八話後には、オネエ口調の、一般人然としたギャグキャラ上司役でまた登場。
マックスでは、あの時セブンに両断されたメトロン星人本人の役で登場しておられます。
ウルトラマンジード、俳優まとめ
地球防衛軍が無いウルトラマンという珍しい試みでしたが、一定の手応えはあったらしく、その後R/B、タイガと、地球防衛軍が無いか、あっても怪獣と直接は戦わないスタイルになりました。
でもまあ、やっぱり、欲しいよね。
それでは(@^^)/~~~
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