ウルトラマンオーブ、変身のバリエーションを簡単に。
はい皆さん、筆者です。
主役ヒーロー1人で1年間持たせるのは商業的に厳しい、というのがあります。
その問題は1980年代のヒーロー番組で既にあったため、いかにヒーローたちにバリエーションを持たせるか、ということに皆さん知恵を絞りました。
ウルトラマンでは、戦況に応じて二段変身する、パワーアップするなどの戦略が取られることが多いです。
今回は、ウルトラマンオーブの変身バリエーションを振り返っていこうと思います。
ではスタート。
ウルトラマンオーブのフュージョンアップ
ウルトラマンオーブは、先輩ウルトラマン二人のカードをオーブリングで読み込み、その力を複合させて変身する、フュージョンアップという能力を持っています。
ただこれは、オーブに変身するクレナイ・ガイが、オーブ自体の力をコントロールする自信が無かったことが原因でもあります。
この自信を取り戻したオーブは、シリーズ中盤からフュージョンアップを使わない自分自身の力、オーブオリジンで戦うことになります。
最終回までオーブオリジンで頑張りましたが、以降の劇場版やウルトラファイトオーブでは、また新しいフュージョンアップを披露します。
フュージョンアップ、バリエーション、テレビシリーズ
スペシウムゼペリオン
初代ウルトラマンとウルトラマンティガのカードで変身する、初期の基本形態です。
スペリオン光線、スペリオン光輪など光線によるバトルを得意とします。
カラーリングはティガに近いのですが、黒が入っています。
バーンマイト
ウルトラマンタロウ、ウルトラマンメビウスのカードで変身する、炎を操るパワータイプの姿です。
技は炎の体当たりを放つ、ストビュームダイナマイト、火球をぶつけるストビュームバーストなどです。
よりパワーに優れるサンダーブレスターが出るとすっかり影が薄くなりました。
ハリケーンスラッシュ
帰ってきたウルトラマンとウルトラマンゼロのカードで変身する、技の切れ味に優れたスピードタイプの姿です。
武器は三又槍のオーブスラッガーランスで、これを使ったトライデントスラッシュ、ビッグバンスラストなどの技で怪獣を切り裂きます。
数少ないスピード重視の姿なので、後半でもある程度は活躍しました。
サンダーブレスター
ゾフィーとウルトラマンベリアルのカードで変身する黒い姿です。
電撃属性で、圧倒的なパワーと剛性で怪獣を粉砕しますが、当初はベリアルの邪悪なエネルギーをコントロールすることができず、暴走状態で戦っていた時期があります。
武器はゼットシウム光線、ゼットシウム光輪など。
オーブオリジン
オーブの本来の姿ですが、100年前の北欧ルサールカでのマガゼットンとの戦いで、力を制御できず犠牲者を出してしまったと思ったことから、長い間、この姿を封印してフュージョンアップで戦っていました。
しかし、犠牲にしたと思っていた少女、ナターシャがその後も生きていたことを知り、自信を取り戻したガイはこの姿に変身し、自らの力で戦うようになります。
武器は火、風、土、水の属性を放つ大剣オーブカリバーで、この切っ先から放つ光線、オーブスプリームカリバーが最強の必殺技です。
真の姿として、最終回まで活躍しました。
トリニティフュージョン
劇場版で登場した姿で、ウルトラマンギンガ、ビクトリー、エックスの3枚のカードで変身した特別な形態です。
肩のオーブスラッシャーを武器、トリニティウム光輪を最強必殺技として、ビクトリーやエックスのように、腕に武器を装着することが可能です。
劇場版のクライマックスではなく、中盤で変身したため、最強形態なのに意外と苦戦しました。
オリジン・ザ・ファースト
惑星O 50で光を授かったオーブが最初に変身していた姿で、当初は身長、体重とも未熟でした。
ウルトラマンとして極めてベーシックな能力を持ち、オーブカリバーも変身アイテムとしてしか使っていませんでした。
初代ウルトラマンに非常によく似たカラーリングです。
フュージョンアップ、ファイトオーブ
ライトニングアタッカー
短編作品、ウルトラファイトオーブで登場した姿で、ギンガとエックスのカードで変身します。
電撃属性でスピードに優れ、全身から電撃弾を放つアタッカーギンガエックスが必殺技です。
エメリウムスラッガー
ウルトラマンゼロとウルトラセブンの親子による特訓の末、セブンからカードを与えられ変身できるようになった姿です。
ゼロとセブンのフュージョンです。
セブンとゼロの計3本のアイスラッガーを操る、超攻撃型の形態で、再生能力を持つレイバトスに再生の隙を与えない猛攻を叩き込み、必殺のエメリウムスラッガースペシウムで粉砕しました。
よって今のところ、オーブの変身バリエーションは9種類となります。
ウルトラマンオーブ、変身バリエーションまとめ
この後、ウルトラマンジードやZでウルトラマンの力のフュージョンという特徴が継続されたので、商業的には良いアピールになったということでしょうね。
それでは(@^^)/~~~
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