ウルトラマンダイナの怪獣はバラエティ豊か!

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ウルトラマンダイナの怪獣に関して。

今回は、ウルトラマンダイナの怪獣に関して語っていきます。

つるの氏の露出が多いため、割合、近年になって知名度が上がったダイナですが、リアルタイム世代として、ここは冷静に語っていきたいと思います。

ではスタート!

元凶のスフィア

ウルトラマンティガの活躍で、滅びの闇から脱出できた人類は、宇宙開発時代を迎えます。

ネオフロンティア時代と呼ばれますが、環境改造中の火星に、宇宙球体、スフィアが落下します。

このスフィアは人類の宇宙進出を嫌悪する知性のある生命体で、無機物と一体化して合成獣を生み出すことができます。

火星基地を襲ったのが、クモ型の合成獣、ダランビア。

このダランビアは、ウルトラマンダイナ登場時の光だけで倒されますが、その破片が更に火星の岩石と、火星基地の破片を吸収、強化再生したのが、ネオダランビアです。

ネオダランビアは、角からの光線、伸びる腕、その腕から放つ電気ショック、亜空間バリアなどでダイナを苦しめますが、ダイナの光線、フラッシュサイクラーでバリアを破られ、ソルジェント光線で粉砕されました。

しかし、地球にもスフィアが襲来。

溶岩から生まれた、炎を放つグラレーンを作り出します。

地球に出現したダイナは、超能力を操るミラクルタイプに変身してこれを撃破。

以後、地球から、宇宙から出現する様々な怪獣と戦います。

しかし、意外に序盤から、ノンビリしたメンツが多くて。

恐怖!別に怖くない怪獣

ふるべ村に落下した宇宙怪獣バオーンは、鳴き声で人間を爆睡させる特技を持っています。

ただ、時間が緩やかに流れる村では、さしたる脅威にならず、ただ皆さん眠ってしまうというだけで、珍客さんとして村人に歓迎されました。

しかし、もう一つ、習性があります。

赤いものが大好きという点です。

村から出た町の、赤いアドバルーンを発見。

街に向けて進撃します。

村だから良かったのですが、高速道路などで鳴き声を出されては大惨事に繋がります。

スーパーGUTSのアスカ・シン隊員はダイナに変身。

眠気と戦いつつ、格闘戦に優れる赤いストロングタイプに変身。

その体色でバオーンを誘導し、宇宙へ帰してあげました。

見送る村人の声は、こうです。

「また来いよ~」

また、星自体が宇宙人を引き寄せるトラップのメラニー遊星では、迷子の怪獣、ハネジローと出会います。

ハネジローが、トラップの中核である怪獣、モンスアーガーの弱点をダイナに教えたことで、モンスアーガーは倒されます。

そして爆発するメラニー遊星。

アスカは、ハネジローを地球で保護することにしました。

更に、夕焼けの街の美しさに感動し、それをコレクションしようとする宇宙人、ヒマラと対決。

ヒマラは戦闘能力がゼロであり、ダイナに殴られて自分のロケットに叩きつけられ、地球を去ることになります。

このようにのどかな怪獣が多いのですが、スターも生まれました。

ミジー星人

地球侵略を企み、玩具工場に偽装した基地でロボット怪獣ガラオンを組み立てる宇宙人です。

しかし、その人間より人間らしいコミカルなイメージで人気キャラに。

ダイナに敗れて逃げ、再登場時は安アパートに拠点を移して、何とか地球を侵略できないか策を練っていました。

そこで、特撮ヒーロー番組の脚本家のボツ原稿を発見。

脚本家に、あまり金のかからない、宇宙人が勝つ原稿を書かせ、その筋書き通りに計画を進めて大失敗という、どこまでも憎めないギャグキャラを貫いてくれました。

更にダイナは、風邪をひいて体温が3千度にまで上がってしまった地底怪獣、ソドムを地底に戻したり、恐れの感情を食らう魔物、モズイなどを倒します。

イカに似た侵略者、スヒュームの人工太陽落下作戦では、宇宙海獣レイキュバスとの死闘で、ダイナが氷漬けの危機に陥ることもありました。

強さとは

強さを誇示する宇宙格闘士、グレゴール人との戦いでは、ダイナが強いのは個人的な戦闘能力ではなく、地球人という仲間が共にいるからだ、と悟ったグレゴール人が潔く負けを認め、地球を去っていきました。

その後、しばらく大人しくしていたスフィアが行動を再開。

六甲山の岩石とネオマキシマエンジンを取り込んで誕生した合成獣、ジオモスにダイナが倒されますが、そこにウルトラマンティガと共に戦っていたGUTSのメンバーが協力。

新旧GUTSとダイナの連携で、合成獣を砕きました。

現実はどこに

空からやってきた、バベルの塔のごとき怪獣、ブンダーと、それを作った劇作家、鳴海浩也の関係は、どこまでが現実でどこからが夢なのか分からない不気味な世界で構築されていました。

また、アスカも夢を見るもので、レギュラン星人の円盤群と地球平和連合TPCの総力戦、巨大ロボット、マウンテンガリバーと新兵器、スペシウム砲は全てアスカの夢だった、というオチ。

その後、実はハネジローの正体が、ファビラス星人の信仰の対象、ムーキットだったことが判明し、故郷を失ったファビラス星人のために、ハネジローは地球を去ります。

衝撃の最終章

TPCのゴンドウ参謀は、ウルトラマンがいなければ地球の平和が保てない現状を憂い、人造ウルトラマン、テラノイドを完成させます。

そのためにアスカからエネルギーを奪ってテラノイドに照射、起動させてスフィアを殲滅しようとするのですが、エネルギー切れですぐ活動不能に陥ったテラノイドはスフィアに取り込まれ、合成獣人ゼルガノイドになってしまいます。

 

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気力だけで変身したアスカですが、苦戦。

ゴンドウ参謀は、責任を取るため、自らの命を犠牲にしてダイナにエネルギーを与えて復活させます。

ゼルガノイドはダイナに倒されますが、スフィアの母体、暗黒惑星グランスフィアが冥王星を飲み込み、太陽系に侵入、人類に同化を迫ります。

アスカは仲間たちに正体を明かし、スーパーGUTSのネオマキシマ砲と自分のソルジェント光線による連携攻撃を発案。

この作戦は成功し、グランスフィアは消滅しますが、その際の重力崩壊に巻き込まれ、ダイナも行方不明になってしまいます。

そしてそのまま話が終わる、という、ダイナが死んだとしか思えない幕切れは、当時の子供たちに衝撃を与えました。

その後、時空の旅人となってアスカが生きていることが明らかになるのは、2009年。

実に12年の間、ダイナファンは悶々とさせられたのです。

ダイナといえば

ダイナと言えば、映画も忘れてはいけません。

劇場版に登場する宇宙怪獣ゲランダは、ソルジェント光線で爆発しても全く無傷という強敵でしたが、新兵器、ネオマキシマ砲のデモンストレーションにあっさり消滅しました。

このネオマキシマ砲を積んでいるのが、TPCの新造戦艦、プロメテウスですが、このプロメテウスがモネラ星人に乗っ取られて変形したのが、電脳魔神デスフェイサーというロボットです。

 

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このプロメテウス開発も、ゴンドウ参謀が推進していました。

強力なネオマキシマ砲に恐怖を覚え、戦意や自信を喪失するアスカですが、自分の先輩、ウルトラマンティガが、人の心の光に支えられていたことを知り、復帰。

ストロングタイプのパンチで、ネオマキシマ砲を正面から貫いてデスフェイサーを倒します。

その後、モネラ星人たちが融合、超巨大植物獣クイーンモネラとなって、周囲をリング状に破壊するクラウンビームや触手から放つテンタクルボム、腹の檻に閉じ込めての電気ショックなどでダイナを倒します。

しかし、人々の心の光がウルトラマンティガを復活させます。

そのティガにエネルギーを与えられ、ダイナも復活。

最後はゼペリオン光線とソルジェント光線の同時攻撃でクイーンモネラを砕きました。

ウルトラマンダイナ、怪獣まとめ

かなりの怪獣を殺さずに助けているのは好感が持てますね。

助けないといけない!になってくると思想強めで苦手なんですが。

それでは(@^^)/~~~

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