ウルトラマンオーブ、ゾフィーとベリアルの力を使った姿、サンダーブレスターとは。
はい皆さん、筆者です。
ヒーローの暴走というのは、どこか男の子の心をくすぐるもののようです。
それをウルトラマンでやったらどうなるのか?というのが、今回紹介する、ウルトラマンオーブ・サンダーブレスターです。
ではスタート!
マガオロチ
ウルトラマンオーブをつけ狙う名物男、ジャグラスジャグラーは、宇宙人連合を殲滅し、彼らが持っていた、悪のウルトラマン、ベリアルのカードを奪います。
そしてその力で、入らずの森に封印されていた大魔王獣、マガオロチを復活させます。
魔王獣の頂点に君臨するマガオロチは強力で、オーブも三形態の技も武器も破られ、敗走を余儀なくされました。
更にオーブに変身するクレナイ・ガイは、変身に使う全てのカードをジャグラーに奪われます。
その後、森に命を育むという儀式で、入らずの森を司る玉響姫という存在が復活。
ガイに、マガオロチを封印していた要石、ゾフィーのカードを渡します。
更にもう一枚、ベリアルのカードです。
これに頼るしかなかったガイですが、ゾフィーのカードがすんなり読み込めたのに対して、ウルトラマンの力を発動させるオーブリングと、闇の力を持つベリアルのカードは親和性が最悪でした。
強烈な反動でカードが読み込めません。
しかし、玉響姫がマガオロチの攻撃の犠牲になったことで、ガイの心は憎しみや殺意に支配され、そのことでベリアルのカードを読み込むことに成功。
ゾフィーとベリアルの力を持つ、サンダーブレスターに変身します。
サンダーブレスター、戦力
三形態の必殺技が通じなかったマガオロチに対し、オーブ・サンダーブレスターは凄まじい強さを発揮しますが、その戦闘スタイルは、周囲の被害を一切考えないラフなもので、戦いの余波でビルを破壊する上、そのビルを武器にするなど、半ば暴走状態でした。
腕から発生させた八つ裂き光輪、ゼットシウム光輪でマガオロチの尻尾を切断し、その尻尾でマガオロチを叩きのめすと、ゼットシウム光線で粉砕します。
しかし、戦いに勝ったガイを、ジャグラーは嘲笑います。
戦いを楽しんでいた。
所詮お前も俺の同類だ、と。
ギャラクトロン
次のオーブの受難は、ロボット怪獣ギャラクトロンとの戦いでした。
宇宙の何者かが送り込んだギャラクトロンは、地球の文明を有害と判断し、これを破壊して回ります。
強力なギャラクトロンに、オーブはサンダーブレスターで挑みますが、またも力が制御できず、特捜チーム、ビートル隊の戦闘機、ゼットビートルを邪魔だと撃墜し、地球人が機内に取り込まれている状態のギャラクトロンに容赦なく光線を叩き込み、粉砕してしまいます。
ビートルのパイロットは脱出、取り込まれていた夢野ナオミも何とか負傷だけで済みましたが、ガイはオーブとしてやっていく自信を失くします。
ゼッパンドン
特捜チーム、ビートル隊にも攻撃対象と認識されたオーブですが、ジャグラーはマガオロチの尻尾、ゼットン、パンドンのカードを使って合成魔王獣、ゼッパンドンに変身。
オーブの精神を激しく疲弊させます。
ガイがこれほど疲れているのは、百年前の戦いで、オーブの力をコントロールできず、犠牲者を出してしまったことに起因していました。
しかし、実はその犠牲者はその後も生きており、その子孫がナオミだったことが判明。
自信を取り戻したガイは、サンダーブレスターの力でナオミたちをゼッパンドンから守ります。
そして、かつては制御できなかった剣、オーブカリバーで真の姿、オーブオリジンに変身すると、ゼッパンドンを倒しました。
以降、オーブはオリジンが基本の姿となりますが、コントロールできるようになったとはいえ、出力ではサンダーブレスターの方がまだまだ上なので、ハイパーゼットンやジャグラーといった強敵との戦闘では切り札として使われています。
ちなみに、ゼットシウム光線を技名を言って発射すると当たらないという謎のジンクスがあります。
ウルトラマンオーブ、サンダーブレスターまとめ
強力な力は時に災いをもたらすという玉響姫の警告が現実になってしまった活躍でした。
その後、ギャラクシーファイトではパワー特化型の形態として使われることが多いのですが、あまり頻繁に使うべき手じゃないと思うんですよね。
それでは(@^^)/~~~
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