ウルトラマンコスモス!問題点は分かってるのに、バデータ!

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ウルトラマンコスモス、問題点は分かってるのに、バデータ!

はい皆さん、筆者です。

今回はこの問題点をなぜ無視し続けたのか疑問なウルトラマンコスモスのエピソード「怪獣密輸!?」と、そこに登場した怪獣バデータを振り返っていこうと思います。

ではスタート!

バデータのデータ

「密輸怪獣バデータ」


51センチ~59メートル。

ウルトラマンコスモス第50話「怪獣密輸!?」に登場した怪獣です。

巨大化するとスピードを発揮し、角や爪で強力な攻撃を繰り出します

バデータが日本に来るまで

バデータは、ジャングルの洞窟に住んでいた怪獣の子供です。


毒素、劇薬などを吸収して栄養にする高い免疫力を持つ生物ですが、「ハビルニアル毒素」だけは吸収することができません。

これが体に入ると、急成長し巨大化する恐れがあります。

ペット問題

最近は大型で凶暴な爬虫類を輸入し、HKPという薬剤で大人しくさせて飼育するのがブームというコスモスの世界。

怪獣保護チームEYESのムサシ隊員は、動物の気持ちを考えない身勝手な趣味に憤りますが、フブキ隊員は、怪獣を元の生息地から連れ出して人間に都合の良い環境で飼っている時点で、EYESも同じことをしている、と語ります。

そんな趣味を煽るのが密猟者の山井で、彼らは幻の「キンイロパンダトカゲ」だと勘違いして怪獣バデータの幼体を二匹捕獲します。

一体は山井の仲間が警察に逮捕された時に保護されますが、もう一体は逃げた山井が利用するペットショップで売られようとしていました。

しかし、店主は警察が、生物の密輸の件で動いていることを知っていました。

成長抑止剤を与えて様子を見るよう言われ渋々従う山井。

ですが、店主が渡した成長抑止剤「HKP」の主成分は、バデータが免疫を持っていない「ハビルニアル毒素」です。

山井はそれを知らなかったので、HKPを投与したためにバデータは泡を吹いて倒れます。

バデータ巨大化

ペットショップは摘発されました。

ムサシ隊員とフブキ隊員は、店主から経緯を聞き、山井の潜伏先に駆け付けますが、HKPの影響で巨大化したバデータが出現。

しかもHKPの毒性の影響で錯乱して暴れ回ります。

抑制弾、麻酔弾などの使用は逆効果と判断したEYESは、威嚇射撃とレーザーラックで動きを封じようとしますが、バデータの鋭い爪はレーザーラックを切断。

そこにウルトラマンコスモスが登場します

コスモスVSバデータ

防御のルナモードを圧倒するバデータ。

爪はコスモスをも傷つけ、怪獣に見合わぬスピードで善戦します。


しかし、コスモス・エクリプスモードのコズミューム光線で毒素を除去され、大人しくなり、やっと保護されました。

その後、山井は刑事に「怪獣密輸罪」で逮捕されましたが、その直後に脱走。

刑事達に追いかけられました。

ここでフブキ隊員は、自分たちと密輸業者は決して同じではない、と語りますが、毒物がウルトラマンの光線に代わっただけなのにどう違うと言うんでしょうか。

ウルトラマンタイガでのバデータ

第15話「キミの声が聞こえない」に幼体が登場しました。

チブル星人が怪獣を作る実験材料として捕獲されていた怪獣の一体です。

チブル星人が管理するラボで、檻に入れられた状態でヒロユキに発見されました。

ニュージェネレーションウルトラマンにコスモスの怪獣が登場したのは、紅蓮騎に続いて二体目で、奇跡的に状態の良いマペットが残っていたとのことです。

バデータあれこれ

着ぐるみはカオスパラスタンの改造です。

後に、ウルトラマンネクサスのノスフェルに再改造されました。

脚本を担当した川上英幸さんは、当初は密輸業者は怪獣と知っていて密輸するという想定をしていましたが、「怪獣」の定義についてスタッフ間で議論になったので、「怪獣」ではなく「新種の生物」と誤解するという展開にしたそうです。

何でこうケンカになる火種ばっかり作るんでしょうね、コスモス。

ウルトラマンコスモス、バデータまとめ

怪獣保護はやり方が違うだけで、人間が自分った位に都合よく生物を管理するということでは、本質的に怪獣密輸やHKPを生物に投与する連中と同じ、という問題提起のお話でした。

その通りです。

それでは(@^^)/~~~

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