ウルトラマンが変身するにあたっての原理

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ウルトラマンが変身する時、何が起きている?

え?そこツッコむの?と感じました。正直。

ピカッとカプセルが光ったら主人公はウルトラマンに変身するんだよ!

昔からの伝統だろう!

「そこがまず分からない」

っていう価値観なんですね。

じゃあ説明始めます。

スタート!

そもそも質量はどこから来る

まずここですね。

カプセルが光って、主人公がウルトラマンに変身する。

ウルトラマンが3万5千トンもの巨大な体で一瞬の内に虚空に出現する。

この3万5千トンの質量は、どこから発生するのか。

そして、怪獣を倒して人間に戻る時、その質量はどこへ行くのか。

根本的に、物質そのものは、勝手に現れたり消えたりしないものです。

では、現実的な話をすると、「ウルトラマンの質量を保管しておけるどこか」が無いと、理屈が成立しません。

さて、ここで「シンウルトラマン」を見てみましょう。

神永の論文とベーターカプセル

シンウルトラマンで最も印象的なシーンと言えば、やはり、ザラブ戦の変身シーン。

ウルトラマンの手がどこかから出現、神永を掴むことで一体化し、変身完了するシークエンスだと思います。

このウルトラマンはどこから出現したのか。

それは「プランクブレーン」に収納されている巨体が、ベーターカプセルによって現実空間に召喚され、よって変身するという説明が為されています。

ウルトラマンの巨体も、外星人の巨大化も、これで説明を着けています。

つまり劇中のベーターカプセル、ベーターボックス、神永の論文「ベータシステム」は、プランクブレーンからウルトラマンの巨体を出し入れするための装置なんですね。


プランクブレーンってなんぞ。

では次、そこを掘り下げていきます。

プランクブレーン

劇中、神永が書く論文が「ベータシステム」ですすが、ここに変身のメカニズムが一部、記載されています。

要するに、宇宙は時間1次元、空間3次元の広がりを持ちます。

しかし、実はさらにもう1次元の方向に奥行きがあり、合わせて5次元です。

人間には、その5番目の次元は知覚できない。

プランクブレーンとは、知覚できる4次元の時空の広がりのことです。

地球人が住むのもプランクブレーンの一つです。

地球人は今まで、自分のプランクブレーンから出たことがなく、それを宇宙全体だと認識していました。

プランクブレーンは無数に在ります。

それら無数のプランクブレーンが本のように重なり、5次元の宇宙を作っています。

それぞれのプランクブレーンには異なる宇宙が存在します。

内一つが、「光の星」とされる、ウルトラマンの出身地となるプランクブレーンです。

地球人のテクノロジーでは、プランクブレーン間を行き来することは不可能です。

対して、外星人は5番目の次元方向に移動し、別のプランクブレーンを訪れることができます。

そのプランクブレーンからウルトラマンの筐体を取り出すためのデバイスが、ベーターカプセルなんですね。

ぶっちゃけここだけ読めば良い

うん?何?さっぱり分からん?

安心しろ、筆者もほぼ分かっとらん!

えーっとね、物っ凄く端折って説明すると、ベーターカプセルがピカッ!異次元のウルトラマンボディ起動!時空の壁を破ってこっちの世界に出現!神永と合体!ウルトラマン変身完了!ということです。

よって、ウルトラマンの質量は異次元に格納されていて、逐次呼び出されて合体、用が済んだらまた異次元にヨッコラショ、という説明ができるんですねえ。

これ以上、噛み砕くことは不可能!許してくれ。

ウルトラマン、変身の原理、まとめ

今回は、昭和の世代から「ふーん、そんなもんか」で済まされてきた、ウルトラマンが変身するメカニズムにメスを入れた、シンウルトラマンの内容でお送りしました。

これで、歴代ウルトラマンの変身メカニズムも説明できますね!

えっ?

セブンは変身してから巨大化してる?

最終回でティガやマックスが超巨大化した時の質量はどこから来たんだ?

スマン、筆者は文系なんだ。

それでは(@^^)/~~~

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