ウルトラマンティガ、TAKE ME HIGHER!怪獣ゾイガー!
はい皆さん、筆者です。
今回は、ウルトラマンティガ最終章の序盤を飾った、強くてかっこいい怪獣、ゾイガーを振り返っていこうと思います。
ではスタート!
南太平洋の異変
初代ウルトラマンが登場して活躍した回「ウルトラの星」が終わって、次回予告で特殊捜査チームGUTSのレナ隊員がとんでもないことを言いました。
「あたし、ダイゴがティガって知ってる」
このインパクトと集客力のある予告に、最終章を見るしか無くなりました。
そして第50話「もっと高く!TAKE ME HIGHER」がスタート。
GUTS基地で夜勤に入っていたダイゴ隊員は、超古代植物ギジェラと、その後に来る巨大な闇によって、超古代文明が滅びる夢を見ていました。
困惑し、動揺するダイゴの元に、コーヒーを持ってレナ隊員が現れます。
どこか思い詰めた様子のレナ隊員。
そこに緊急速報が入ります。
南太平洋、オーストラリア沖から、超古代遺跡が隆起したというものでした。
その遺跡から、怪獣が出現。
調査していた潜航艇は破壊され、GUTSは攻撃に出動します。
ゾイガーの速さ
オーストラリア、シドニーに上陸した怪獣は、超高速で飛び回っての衝撃波、口から吐く電撃弾で街をたちまち廃墟に変えていきます。
そこにGUTSの戦闘機、ガッツウイングが到着しますが、怪獣は恐ろしく素早く、通常の速度では捉えられません。
更にレナ隊員は、ダイゴ隊員とのコンビネーションを捨てていました。
逃げ去るゾイガー。
GUTSのイルマ隊長は、三千万年前のカプセルから出現した地球星警備団の団長、ユザレから、地を焼き払う悪しき翼、ゾイガーの復活を警告されました。
ユザレは、更に強大な滅びの闇が現れることを告げ、消滅。
GUTSはホリイ、シンジョウ隊員が潜水艦ドルファー202で海底遺跡の調査、ムナカタ副隊長、ヤズミ、レナ、ダイゴ隊員がゾイガー撃墜を行うことになりました。
迫る闇
レナ隊員は、マキシマオーバードライブエンジンの実験機、スノーホワイトでゾイガーを撃つ案を出し、マキシマの開発者、ヤオ博士に承認させます。
もっと速く、もっと高く飛びたいと。
戦闘向きではないスノーホワイトに、5発限定のハイパワーニードル弾が搭載され、そのコクピットに座るレナ隊員。
レナ隊員は、出動を待ちつつダイゴ隊員を想います。
ダイゴ隊員もレナ隊員を想っていましたが、夢に現れるのは滅びの闇ばかりです。
一方、潜水艦の中のホリイ、シンジョウ隊員は、遺跡が人間の造ったものではないと確信。
もっと高く
出現したゾイガーの討伐に、ガッツウイング2号とスノーホワイトが出撃しました。
スノーホワイトのパイロットがレナ隊員、射手がダイゴ隊員です。
2号のデキサス砲はかわされましたが、そこに滑り込んだスノーホワイトが、その速度でゾイガーを捉え、ハイパワーニードル弾を命中させました。
不利と見て宇宙へ逃げるゾイガー。
レナ隊員は、もっと高く、の一言で、大気圏を突破しようとします。
宇宙に出る装備は無い状態なので、焦るダイゴ隊員ですが、レナ隊員は、「ウルトラマンはたった一人で地球を守らなきゃいけない義務」でもあるのかとダイゴ隊員に問います。
ずっと一人で抱え込んで、一人で悩み続けて、それは酷いと思わないのかと。
私も光になりたいと。
レナ隊員は、ダイゴ隊員の正体を知っていたのです。
ダイゴ隊員は言います。
義務とかじゃない。俺は人間だから、自分ができることをしたいだけ。
そしてダイゴ隊員はウルトラマンティガに変身、更にスカイタイプにチェンジし、スノーホワイトを抱きます。
全力のティガ
スカイタイプとスノーホワイトのスピードでゾイガーに追いつき、そこでハイパワーニードル弾を撃ち込む二人。
ゾイガーの片翼がもげ、地球に墜落します。
追ってティガとレナ隊員も、地上に到達。
ゾイガーが落ちたそこは、二人が初めて怪獣に遭遇したモンゴル高原でした。
ゾイガーは電撃弾を連続で吐きます。
防御力に劣るスカイタイプですが、背中で必死にスノーホワイトを守ります。
ゾイガーは、もう邪魔だと言わんばかりに、残った片翼も自らもぎ取り、地上戦に移行。
パワフルな肉弾戦でティガを追い詰めました。
しかし、ティガが今度はパワータイプに変身。
その怪力、格闘術で一気に逆転し、ゾイガーを叩きのめします。
ゾイガーの電撃弾をキャッチし、投げ返したティガは、更にデラシウム光流を発射。
遂にゾイガーを砕きました。
ただいま
美しいモンゴル高原で、ダイゴ隊員を迎えるレナ隊員。
「お帰り」
「ただいま」
距離を詰める二人ですが、そこに通信が。
日本にゾイガーが出現したという情報です。
一匹倒すのにあれだけ苦労したゾイガーが、世界中に現れたというのです。
二人の頭上を二匹のゾイガーがかすめ、ドルファーからの連絡も途絶えたという緊迫感のある状況で次回へ続きます。
ガタノゾーアとゾイガー
日本のメトロポリスも襲ったゾイガーは、闇の支配者、邪神ガタノゾーアの眷属となる、「超古代尖兵怪獣」でした。
TPCアメリカのブルートルネード小隊も全滅。
更に最終回、GUTSによるティガ救出作戦を妨害するために一匹が割って入ってきます。
この個体はイルマ隊長とTPC月面基地のハヤテ隊長に粉砕されました。
その後、ガタノゾーアが倒れると共に世界中のゾイガーも滅びたようです。
シビトゾイガー
劇場版「ティガ」に登場した人間サイズのゾイガーで、人間を喰らい、喰らった人間に化ける能力を持っています。
一体の戦闘力はさほどでもありませんが、とにかく群れて現れるのが脅威です。
最終的にはGUTSの母艦、アートデッセイ号のデラック砲で殲滅されました。
ウルトラマンティガ、ゾイガーまとめ
ガタノゾーアありきの怪獣なので、再登場は難しそうですが、強くてかっこいい怪獣なのでまた見たいですね。
それでは(@^^)/~~~
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