ウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリの関係について。
はい皆さん、筆者です。
相棒がいるヒーローはお得な感じがして良いですよね。
二人がタッグを組んだエピソードはスペシャル感があります。
さて、この人にも相棒がいたはずなんだけど、というのが、ウルトラマンメビウスです。
相棒の名前は、ウルトラマンヒカリ。
さて、何でこんなに、盟友という感じが薄いのでしょうか。
そこのところを今回は探っていこうと思います。
ではスタート!
メビウスとヒカリ、なぜ地球に来た
メビウスもヒカリも、M78星雲のウルトラマンです。
ウルトラマンメビウスは、ウルトラの父に命ぜられ、怪獣頻出期に突入した地球を守るためにやってきました。
対して、ヒカリは見守っていた美しい惑星、アーブが高次元捕食体ボガールに食い尽くされ、アーブの民の呪いがこもった鎧を装着、ハンターナイト・ツルギとなって、ボガールが到来した地球へ飛来しました。
このボガールが、地球に眠っている怪獣を覚醒させ、エサにしていました。
それによって怪獣頻出期が再来したのですが、どうにも説明していてスマートじゃないですね。
あたかも別々の二つのシリーズを無理に一本に繋げたような、ゴチャゴチャした説明になってしまいました。
当初、ツルギはボガールの撃滅のみを考えて行動していましたが、地球防衛軍GUYSの元隊長、セリザワの姿を借りていたため、GUYS隊員、リュウとの接点を持つようになります。
そして序盤は謎の宇宙人だったツルギは、メビウスによって光の国の科学者であると見破られました。
ツルギからヒカリへ
地球に出現したボガールは、巨大なエネルギーを持つボガールモンスに変貌。
メビウスとツルギは共同戦線を張り、これを粉砕しますが、ウルトラマンの心を取り戻したツルギの身を捨てた攻撃により、ツルギ自身も重傷を負います。
それを助けたのがウルトラの母で、母の力によって復讐の呪縛から解放され、ウルトラマンヒカリの姿を取り戻し、そこからメビウスと共に戦うことになります。
しかし、数話でM78星雲へ帰ってしまいました。
メビウスと目的が同じになったために、劇中でヒカリの存在が効果的に作用しなくなってしまったのです。
ヒカリの必要性
ウルトラマンガイアでは、ガイアとアグルの対立でストーリーを進め、アグルを退場させ、復活して完全に人類の味方になるのは終盤でした。
そのために劇中の緊張感は保たれていたのですが、メビウスではヒカリとの和解が早期に解決したために、メビウスが二人いるだけという状態になってしまいました。
しかも、ウルトラマンがメビウス一人になってからの方が、ストーリーがスムーズに進むようになってしましました。
ヒカリの変身アイテム、ナイトブレスを授けられたことで、メビウスはブレイブという形態にパワーアップできるようになりましたが、それもアイテムを使わず、メビウス自身が強化するバーニングブレイブが登場するとお役御免に。
ちょうどいい時に帰ってきたヒカリにアイテムを返したことで、ブレイブは消滅。
メビウスブレスとナイトブレスの、玩具にあった接続ギミックも不要になります。
ヒカリもそれを受け取り、ババルウ星人を倒してすぐにまた宇宙へ帰るだけで、後半のメビウスにおいて、セリザワ隊長やヒカリの存在感は薄いです。
映画にも出てないし。
最終回では
エンペラ星人の前に出現、ザムシャーと戦いますが、敗北します。
しかし、メビウスと合体したフェニックスブレイブに変身し、エンペラ星人を倒しました。
でヒカリはゾフィーと一緒に、セリザワ隊長と一体化したままで地球を去ってしまいます。
メビウスと仲間の別れを濃密に描きたかったようですが、メビウスの一年でそこまでヒカリに存在意義があったかな?というと、あんまり無かったかな、と筆者は思います。
OVでは
暗黒の鎧、アーマードダークネス(そのまんま!)にヒカリが取り込まれてしまいます。
それを救出するメビウスとGUYSでしたが、アーマードダークネスは自律行動。
フェニックスブレイブに倒されます。
また、ギガバトルナイザーを巡る物語では、珍しくメビウスとコンビらしいところを見せました。
ギャラクシーファイト
ヒカリが宇宙警備隊の科学者、メビウスが戦士と区別されているため、ヒカリがメビウスと共に先陣切って戦う、ということはあまりありません。
ウルトラマンメビウスとヒカリ、まとめ
ヒーローが二人いれば、面白さも二倍というわけじゃないんだなというのが正直な感想です。
そもそもウルトラ兄弟が出るのが売りのメビウスに、更に新ヒーローを出してうまく機能するわけがないので。
ああ、ちょっとヘイト記事っぽくなってしまいました。
それでは(@^^)/~~~
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