ウルトラマングレート、第四話の怪獣はデガンジャ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマングレート第四話に登場した怪獣、デガンジャを振り返っていきたいと思います。
ではスタート!
デガンジャ、データ
「風魔神デガンジャ」。
身長89メートル。
体重7万4千トン。
オーストラリア先住民、アボリジニの伝説にある「風の神デガンジャ」が、ゴーデス細胞の影響で怪獣化したものです。
普段は黒い竜巻と共に高速移動し、環境を荒らす車を飲み込んで被害を出します。
武器は指先から放つビーム「雷電光」で、全身の剛性はウルトラマングレートの光線技、パームシューターも通用しません。
ハンターの末路
オーストラリアの辺境で野生動物を趣味として射殺するハンター、ロボとデイブ。
二人は道端に何か宗教めいた、積み重なった石を発見します。
デイブは「祟られる」と訝しみますが、ロボはその石にマシンガンを撃ち込みます。
デイブは家族へのアリバイ作りのために車を降り、風景をビデオ撮影。
ハントが進まないのに苛立つロボですが、車の背後から、ハイウェイの上だけを走る竜巻が迫ってくるのに気付きます。
デイブを見捨てて一人で車を走らせるロボは、竜巻に追いつかれ、高空から転落して車の炎上に巻き込まれます。
その様子は、デイブのカメラに全て撮影されていました。
UMAの調査
竜巻の調査は、国際的軍事組織UMA南太平洋支部が担当することになり、ロイド・ワイルダー副隊長とジャック・シンド―隊員が陸路で現地に向かいます。
陸路を通ったのは、表向きは経費節約のためですが、本当はハンターと同じコースを通れば竜巻が起きるかも知れないと踏んだアーサー隊長による危険な賭けでした。
この時点で、ロイドはよそ者のジャックにあまり良い感情を抱いていませんでした。
辺境の街のドライブインに到着した二人。
ここでは、ロイドもジャックも「役人」として邪険に扱われ、ロイドは少しジャックに心を許します。
そこでロイドは、この街の出身である昔のボクシングジムの友人、ムジャリの話をします。
ムジャリはアボリジニの一人で、ロイドに風の神デガンジャの言い伝えを教えていました。
その時、再び例の竜巻が発生。
その竜巻を「風の神デガンジャ」と呼ぶ男が現れ、彼こそがムジャリでした。
ムジャリ
ロイドは、ゴーデス細胞に感染したデガンジャを危険な存在と断定し、戦闘機ハマーの編隊でデガンジャを爆撃させると明言しますが、ムジャリは人間も自然の一部であり、戦ってはいけないと諭します。
ムジャリの一族はデガンジャに守られてきたので、今度は自分たちがデガンジャを助ける番だと言います。
UMAの軍事路線に反感を持つムジャリは、ロイドとジャックが乗って来た装甲車サルトップの無線機を破壊。
自然が遣わせたデガンジャは、言い伝えにある古い方法でなければ止められないと言います。
デガンジャ出現
竜巻の発生を確認したUMA基地から、ジーン隊員とチャールズ・モーガン隊員がハマーで出撃。
一方、ムジャリはジャックとロイドに手伝わせ、儀式のための石を組んでいました。
儀式の準備は完了。
竜巻とハマーが現場に近づきます。
儀式は成功し、竜巻はその場に動きを封じられます。
魔力によって周囲の岩が隆起する中、チャールズ隊員は独断で竜巻にレーザー砲を発砲。
爆発が起きてデガンジャは怒り、半獣神のような姿に具象化します。
グレート対デガンジャ
デガンジャは指から光線技、雷電光を発射。
チャールズのハマーが撃墜されますが、ジャックはウルトラマングレートに変身してそれを救出します。
光線技、パームシューターを放つグレートですが、デガンジャの頑強な皮膚には通用せず、雷電光の猛攻を浴びてしまいます。
雷電光をひたすらに浴び、ダメージでカラータイマーが点滅するグレート。
しかし、それがグレートの狙いでした。
雷電光をとにかく浴び、全身にその電気エネルギーを蓄積したグレートは、吸収した力を増幅して撃ち返す必殺技、マグナムシュートを発射。
自分が発射したものより強力な雷電光を返されたデガンジャは爆発します。
このことで、デガンジャはゴーデス細胞から解放され、その土地に雨季をもたらしました。
ムジャリはロイド、ジャックと和解し、自分たちの土地に残って色々と研究したい旨を語るのでした。
デガンジャあれこれ
デガンジャのデザインそのものはデザイナーの吉田穣さんが描きましたが、原案はこのエピソードを執筆した脚本家の小中千昭さん自身が描いたスケッチでした。
また、当初はオーストラリアの抱える問題である、ハイウェイに飛び出した野生動物の交通事故が諸悪の根源という案もあり、そちらではタスマニアデビルなどの動物の霊の集合体として描かれたデザインもありました。
ウルトラマングレート、四話怪獣まとめ
マグナムシュート三連射してるんです。トドメの時に。
そこで一発に留めておけばより「凝縮した一撃」の感じが出たろうに、惜しい!
それでは(@^^)/~~~
コメント