ウルトラマングレート、第一話の怪獣はゴーデスとブローズ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマングレートに登場した怪獣、ゴーデスとブローズに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ゴーデス
「邪悪生命体ゴーデス・第一形態」。
身長83メートル。
体重12万7千トン。
高度な知性を持ったレトロウイルスの集合体で、細胞一つ一つが意志を持ち、他の生命体、思念、概念にまで寄生してこれをモンスター化する怪獣です。
全宇宙を同化させて滅ぼす悪魔であり、ウルトラマングレートはこれを火星に追い詰めました。
その戦いの様子を火星の地上から撮影していたのがオーストラリア宇宙開発公団のジャック・シンド―とスタンレー・ハガードでしたが、戦いの衝撃でジャックが岩に足を挟まれ動けなくなります。
ジャックはスタンレーへ着陸船に戻るよう命令し、逃がします。
ウルトラマングレートとゴーデスは激しい戦いを繰り広げますが、ゴーデスの触手の殴打を食らったグレートは気絶。
その間に、スタンレーはゴーデスの触手で着陸船ごと木っ端微塵にされます。
ようやく意識を取り戻したグレートはゴーデスと再戦。
連続パンチと、両手の間に発生させた高熱火球、ウルトラ・ストゥリングスを放つ必殺技、「バーニング・プラズマ」を叩き込み、ゴーデスを倒します。
更に原子破壊光線、「ディゾルバー」を放つグレート。
ですが、ゴーデスの細胞はグレートの光線でも完全に死滅させることはできず、分解された細胞は地球のオーストラリア大陸に逃げ延びて様々な生物に寄生し、怪獣を作り出して災厄をもたらすことになります。
デザインの時に、シリーズの掴みとなるインパクトのある怪獣であり、なおかつ6話に登場する第二形態よりは弱そうでないといけないという命題があったのでバランスに苦労されたそうです。
ブローズ
「双脳地獣ブローズ」。
身長72メートル。
全長123メートル。
体重9万4千トン。
グレートによって分解され、オーストラリア大陸に降り注いだゴーデス細胞に寄生された地下の両生類が変異した怪獣です。
上半身と下半身の二か所に頭を持ち、上部が行動、下部が思考を司ります。
出現の際に地震を起こしました。
そしてオーストラリアの都市部に出現。
国際的軍事組織UMA南太平洋支部と戦うことになります。
ブローズの武器は、頭の触手と角から放つ念力バリア、体の穴から噴出する毒ガスで、バリアはUMAの戦闘機であるハマーを閉じ込める威力があります。
着陸船が破壊されたジャック・シンド―は、ウルトラマングレートと一体化して地球に戻っていました。
そしてUMAに所属する友人、ジーン・エコー隊員を救出すると、デルタプラズマ―でウルトラマングレートに変身します。
この時、UMAはウルトラマンを「もう一匹の怪獣」と見做して攻撃を敢行していますが、通じませんでした。
ビルに叩きつけられながらも、光弾を放つナックルシューターで反撃を見舞うグレート。
UMA南太平洋支部のアーサー・グラント隊長は、銀色のエイリアンを「ウルトラマン」と呼びました。
ブローズの触手に巻かれ、毒ガスの攻撃を受けるグレート。
大気汚染の激しい地球上では、ウルトラマングレートは肉体を三分間しか保てないのです。
胸のカラータイマーが点滅しますが、強力な両手パンチでブローズをのけ反らせたグレートは、バーニングプラズマを二連射。
強いエネルギーで巨大な炎が上がり、ブローズは消滅します。
空へ消えていくグレート。
アーサー隊長は「神が救世主を遣わせる」と呟きました。
ブローズのイメージはアザラシで、尻尾を上げたところに顔があるという発想だそうです。
オリジナルビデオ版ではグレートがブローズを羽交い絞めにしているだけですが、劇場版では拳から電撃を放つ「ナックルボルト」という光線を使っているように画面合成が追加されています。
ウルトラマングレート、1話怪獣まとめ
第一話で触手を使う怪獣が二匹も登場し、日本の「怪獣」とはまた質感の異なる「クリーチャー」だったわけですが、絶対に相互理解できない敵と認識させる上で有効でしたね。
それでは(@^^)/~~~
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