ウルトラマンゼット、ついに最終回!
はい皆さん、筆者です。
当ブログも今回が最終回となりますので、最後はウルトラマンゼットの最終回を振り返っていこうと思います。
ではスタート!
デストルドス無法地帯
ウルトラマンゼットを倒した殲滅機甲獣デストルドスは、その後、世界各国の地球防衛軍を壊滅させていました。
残るは日本支部のみ。
ヘビクラ隊長が率いる地球防衛軍ロボット部隊、ストレイジのメンバーは、基地に向かっていました。
寄生生物セレブロの陰謀で敵性宇宙人と見做されたストレイジは、特殊空挺機甲群のユウキマイ隊長に撃たれますが、それを救ったのはジャグラスジャグラーの正体を露わにしたヘビクラ隊長でした。
ジャグラーは峰打ちで警備隊員を全員気絶させ、基地に突入します。
ヘビクラ隊長が特空機ウインダム、ハルキ隊員が特空機キングジョーに搭乗して、デストルドスの体内に囚われているヨウコ隊員を救出する作戦が決行されました。
ウルトラマンオーブ、ウルトラマンダイナ、何人ものウルトラマンたちに自分の正義を否定されたヘビクラ隊長は、全員に言います。
「危なくなったらすぐ逃げろ。逃げていい」
それは最後まで逃げない、諦めないが信条のウルトラマンたちとは正反対の、ジャグラーが見つけた答えでもありました。
勝ったら整備班長のバコさんのマグロを食べることを約束し、ストレイジは最終反抗作戦を開始します。
決戦!怪獣対ストレイジ
民間人の避難は完了。
特空機ウインダムとキングジョーは出撃、飛行しながらのダブルパンチで、デストルドスを地面に叩きつけます。
しかし、デストルドスの生体信号が滅茶苦茶で、ヨウコ隊員がどこに閉じ込められているのか識別できません。
デストルドスの電撃でダウンするキングジョー、ウインダム。
ヨウコ隊員の位置が分からないまま、デストルドスの必殺武器、D4レイが発射されようとします。
それを止めたのは、硬芯鉄拳弾。
博物館行きになったはずの特空機一号、セブンガーの攻撃でした。
「骨董品だってまだまだ役に立つんだよ」
パイロットはバコさんです。
セブンガーはウインダムに予備バッテリーを、自らには新兵器のドリル「超回転硬芯鉄拳」を装着して参戦しました。
特空機三機の一斉攻撃が開始されます。
一方、ユカ隊員はセブンガーの攻撃の際のデータから、ヨウコ隊員の位置を探り当てていました。
胸の主砲の奥です。
ウインダムとセブンガーがデストルドスを押さえ込んでいるスキに、ハルキ隊員はキングジョーのペダニウム粒子砲を発射。
デストルドスの主砲部分が抉れました。
そこにアームを突っ込み、キングジョーはデストルドスと共に超高空へ飛び上がります。
変身ウルトラマン様
セレブロに操られていたヨウコ隊員ですが、精神世界に入り込んだハルキ隊員との腕相撲でそれまでの記憶と自我を取り戻します。
セレブロを投げ捨てるヨウコ隊員。
デストルドスの体から、ヨウコ隊員とベリアルメダルが引き剝がされました。
落下していくヨウコ隊員を追って自らも高空へ飛び立つハルキ隊員。
ヨウコ隊員の手には、ベリアルメダル。
ハルキ隊員とヨウコ隊員は手を取り合い、ゼットライザーにゼロ、ジード、ベリアルのメダルを装填します。
自らの体はどうなっても構わないから皆を守りたい、と言うハルキ隊員は、ウルトラマンゼットの最強形態、デルタライズクローに変身しました。
ヨウコ隊員を地上に降ろし、魔剣べリアロクを手に、デストルドスに挑むゼット。
輝けるものたちが
ベリアルメダルを失ったデストルドスですが、その傷を自力で再生させてD4レイを発射します。
色々と面白いものを斬った、楽しかったと礼を言い、べリアロクは自らD4レイに突き刺さり、発射を止めつつ自壊します。
ビルに叩きつけられて変身が解け、最弱の素体、オリジナル形態に戻ってしまうゼット。
その時、ストレイジの仲間たちの声援がゼットの力になりました。
全員が「ウルトラマンゼット」の名を叫んだ時、その思いの力がゼットに宿ります。
ゼットは、先輩の力を全く借りていない最弱のオリジナル形態で、怒涛の猛攻をデストルドスに叩き込みます。
強烈な拳がデストルドスの顔面にヒット。
「ゼス!ティウム!光線!」
ウルトラマンゼットは必殺のゼスティウム光線を放ちます。
これにD4レイで対抗するデストルドス。
光線同士がまたも激突しますが、声援を受けたハルキの「チェストー!」の声がゼスティウム光線をパワーアップさせます。
光線をZの文字にしてエネルギー量を増大させ、D4レイを押し返すゼット。
この攻撃で、遂にデストルドスは砕け散りました。
さらばウルトラマンゼット
最強の敵を最弱の姿で倒したウルトラマンゼットは、飛び去ろうとしますが、落下。
変身が解けてハルキ隊員の姿になっていました。
仲間たちから称えられるハルキ隊員。
一方、逃げようとしていたセレブロは、ジャグラーとユカ隊員、それまでセレブロに操られていたカブラギシンヤに捕まっていました。
セレブロの処遇をユカ隊員らに任せ、かつて自分が切った生命の樹の若木である盆栽を手に、ジャグラーはそれまでからは考えられないような爽やかな笑みで「じゃあな」と言い残し、去っていきました。
そして、ハルキ隊員はウルトラマンゼットと共に宇宙へ旅立つことを決めます。
宇宙にはまだまだ困っている人、苦しんでいる人がいるからです。
ヨウコ隊員は、宇宙用のロボットが完成したら手伝いに行くことを約束。
ハルキ隊員も、盆と正月には帰ってくることを約束し、ウルトラマンゼットに変身して宇宙へ飛び立ちます。
宇宙に出たゼットの手に黒い稲妻が走り、べリアロクが現れました。
ゼット、ハルキ、復活したべリアロクの三人は、手が届く限り、皆を守ることを誓い、宇宙へ去っていくのでした。
ウルトラ二つの感謝
最終回のサブタイトルは「遥かに輝く戦士たち」で、これが「ハルキ」の名の由来です。
最終回のクレジットには、担当エピソードの全脚本を書き終えた後、急逝されたメイン脚本家、吹原幸太氏のお名前が大きく表示されています。
新たなる戦い~ブログまとめ~
一年ほどこのブログやってきて、時に難しいお題に苦戦したこともありましたが、本当に楽しい作業でした。
またどこかでお会いしましょう。
それでは(@^^)/~~~
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