ウルトラマンデッカー、敵とは言い切れないバズド星人アガムス!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンデッカーの後半を引っ張ったキャラクター、アガムスに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
アサカゲ ユウイチロウ博士はバズド星人アガムス!
元々、アガムスは地球平和同盟TPUに所属する科学者、アサカゲ ユウイチロウ博士、31歳として登場しました。
新兵器を開発するキャラクターでしたが、戦闘ロボット、テラフェイザーの開発途中で、AI、ハネジローのプロテクトされたファイルを見つけ、地球防衛軍GUTSセレクトのカナタ隊員がウルトラマンデッカーであると知ってしまいます。
その正体は未来からやってきた、バズド星人アガムスです。
アガムスの過去
かつてバズド星に不時着してきた1隻の地球の宇宙船に乗っていた地球人と交流したアガムス。
地球人が、宇宙球体スフィアと戦っていることを知って、バズド星もスフィアと戦いますが、スフィアがバズド星をも標的にしたことで、アガムスは妻のレリアを失ってしまいます。
アガムスは地球人との出会いを悔やむようになり、科学を過信した自分の罪、スフィアをバズド星に連れてきた地球人の罪を精算するために現代にやってきました。
アガムスの目的
アガムスは地球人の宇宙進出を阻止するため、未来から時間を遡って、スフィアを地球に誘い込み、自分が開発した時空移動システムでこの時代の地球へとやって来ましたが、その際にこのシステムを破壊していました。
そしてデッカーの正体がカナタ隊員だと知り、GUTSセレクトの戦力としてテラフェイザーが完成し、行動を起こす準備が整いました。
デバイス・フェイズライザーでテラフェイザーを呼び出し、テラフェイザーのウルトラディメンションカードで自分をテラフェイザーと生体結合させ、破壊活動を開始します。
戦力
フェイズライザーは銃としても使えますが、アガムスの最大の戦力はやはりテラフェイザーです。
このロボットはTRメガバスターという強力なビーム兵器を持ち、またモンスディメンションカードによって、怪獣の性質をビームとして発射することも可能です。
しかも、デッカーに何度破壊されても、アガムスとフェイズライザーが無事な限り再生します。
八つ当たり
地球人がバズド星と接触する前の時代で地球を滅ぼして未来を変えることがアガムスの狙いですが、スフィアを宇宙の摂理と呼び「勝つことなどできない」と公言するなど、手段と目的が逆転しているような言動をします。
本当は全てに絶望しており、とにかく地球人に八つ当たりしたいのだと思われます。
スフィアを利用して電気エネルギーを発生させる、ある企業が開発したSプラズマ増殖炉をアガムスは嘲笑っていました。
その増殖炉が怪獣スフィアジオモスとなったのも、スフィアを利権にしようとする地球人の業と呼んではばからないアガムス。
しかし、助けに来たウルトラマンダイナとの戦いで、アガムスが開発したはずのテラフェイザーにもSプラズマ増殖炉が積まれているのが判明。
アガムスはスフィア討伐ではなく、完全に私怨で地球人を滅ぼしたいテロリストと化していました。
アガムスの最期
時には地球人全滅という目的のために、異次元人ヤプールとも組むアガムスでしたが、一時的な記憶喪失を経てテラフェイザーと共に、スフィアに完全に取り込まれます。
その状態でデッカーと激突し、スフィアから解放されたアガムスは、テラフェイザーのTRメガバスターをスフィアに撃ち込みます。
幾度もの対立を経て、ようやく地球の味方になってくれました。
そのまま、デッカーのダイミュード光線と共に地球を覆っているスフィアバリアを撃ち破るテラフェイザー。
地球の危機を救ったテラフェイザーでしたが、そこに最強の怪獣、マザースフィアザウルスが到来。
ウルトラマントリガーを含めた3対1でマザースフィアザウルスと戦いますが、全く歯が立たず、アガムスはデッカーを庇って死んでしまいます。
遺されたテラフェイザー
その後、遺されたテラフェイザーには、ハネジローが搭乗。
マザースフィアザウルスの胸のコアにヒビを入れる活躍をし、最後の勝利に貢献しました。
マザースフィアザウルスが倒され、未来が変わり、カナタの手からDフラッシャーが消えた時、アガムスはレリアと共に幻影としてカナタの前に出現。
穏やかな笑顔を送りました。
その後、テラフェイザーはGUTSセレクトの武器として運用され、劇場版でウルトラマンディナスとともにキングジョーを倒すなどの活躍をしています。
ウルトラマンデッカー アガムスまとめ
まとめて書いてみましたが、スフィアより弱そうな現代地球人に八つ当たりして殺戮ってロクな奴じゃないですね!
それでは(@^^)/~~~


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