ウルトラマンエースの超獣は強い!
はいどうも、筆者です。
今回は、ウルトラマンエースに登場したモンスター、怪獣よりも強い「超獣」の強さを振り返っていこうと思います。
ではスタート!
超獣とは
異次元人ヤプールが生み出す、地球生物と宇宙怪獣を合成させて作る、怪獣を超えた怪獣です。
完全なる生物兵器であるため、既存の怪獣を遥かに上回る戦闘力や超能力を有し、一種とっぴにも思える怪現象が実は超獣の仕業だったという展開も多いです。
常識外れの存在なので、超獣攻撃隊TACも後手後手に回ることが多く、ヤプールや超獣の陰謀に気づいた主人公、北斗星司が変人呼ばわりされる陰湿な描写もありました。
超獣の戦闘力
第一話のベロクロンは、体中からミサイルを発射し、口からも火炎やミサイル、腕からカッター光線、金縛り光線、破壊光線を放つなど戦闘力が非常に高い強力な超獣でした。
その戦闘力で地球防衛軍の戦闘機隊を壊滅させ、新設されたTACを圧倒し、初陣のウルトラマンエースとすら互角に戦って見せます。
最終的にメタリウム光線で倒されますが、超獣という全く新しい概念を印象付けるのに最適な存在でした。
しかし、このベロクロンがヤプールの限界だったようです。
以降の超獣は、ベロクロンほど多彩な戦闘力を持っていません。
ガマスなどの技巧派、ドラゴリーなどのパワー派もいますが、基本的に口から火炎を吐くだけの、既存のウルトラ怪獣と大差ないモンスターばかりが登場するようになりました。
ウルトラ兄弟のパワーを持つ異次元超人エースキラーなど、強力なのもいるのですが。
この投稿をInstagramで見る
ヤプール
最終的に、ヤプールは全員が合体して「巨大ヤプール」となり、エースに倒されます。
その後のエースは「超獣」という名前が付いているだけの、ますますウルトラ怪獣と大差ない没個性的なモンスターと戦うようになります。
そして最強超獣ジャンボキングを倒し、エースは地球を去ります。
しかし、ヤプールはまだ生きていました。
次作「タロウ」や「ウルトラマンメビウス」「ギンガ」などでは超獣を駆使するそのしつこさが強調されて描かれます。
特にメビウスの劇場版では、巨大超獣、Uキラーザウルスを駆使してウルトラ兄弟を圧倒。
また「ウルトラマンZ」では、ヤプールの怨念が殺し屋超獣バラバの姿に結集して実体化し、ゼットを圧倒しました。
このバラバは異次元エネルギー光線、腕の鎖鎌、鼻からの火炎やミサイル、目からの光線、自在に操作できる頭の角など、かつての個体より遥かにパワーアップしていました。
大苦戦を強いられるゼットの前に、ウルトラマンエースが駆けつけます!
この投稿をInstagramで見る
超獣は痛みを感じない
ゼットを援護するエースは言います。
「どんな生き物でも攻撃を受ければ、痛みを感じ、恐怖を覚え、スキが生じる。だが超獣は、そんなものは感じない!」
「完全に動きを止めるまで攻撃を続けるんだ!」
エースは、全ウルトラマンの中でも、やたらせっかちな攻撃的な戦法を取り、切断などの残酷な技を豊富に持っていますが、これは超獣を絶対に倒すために必要なことだったのです。
多彩な光線を使ったエースの猛攻、それを正面から破るバラバで戦闘は拮抗。
エースは、自分のエネルギーをゼットに与えます。
これで、かつてエースキラーを破った超必殺技、スペースQのウルトラマンゼットバージョン、スペースZが発動。
強力なエネルギー光弾をぶつけられ、バラバは目が飛び出し、真っ二つになって爆散します。
ここまでやらないと倒せないのです、超獣は。
エース現役時代
ウルトラマンエースが地球に留まっていた時は、痛みを感じない超獣を、どんなパターンで倒していたのでしょう?
この投稿をInstagramで見る
2例を挙げます。
ドラゴリー
これはエースのパンチに胸を貫かれ、空間から剣を呼び出すエースブレードで首を斬られ、更に残った胴体をメタリウム光線で爆破されて、やっと死滅しました。
バラバ
初代バラバは、頭から発射した剣を真剣白刃取りされ、それを胸に刺されて吐血。
後頭部に打撃を受け、目が飛び出します。
そのスキを突いたエースに腕のカマを奪われ、そのカマで首を落とされてようやく倒れます。
オーバーキル!fatality!
ウルトラマンエース、超獣の強さまとめ
ここまで入念に倒さないと死なない超獣の恐ろしさが分かってもらえたでしょうか?
まあ次作「タロウ」の1話には、超獣より更に強い「大怪獣」ってのが出るんですが。
それでは(@^^)/~~~
コメント